新スポーツになりそうな未来の乗り物をまとめてみた

スポーツには色々な種類があります。 自分の身体のみで競い合う陸上競技や、ボールを使用してテクニックと戦術を競う球技。 そして、動物や機械の操縦技術で華麗さや速さ、正確性を競う競技。

そんな操縦技術を競う競技は、古くから馬術や競馬という形で存在し、工業社会以降には数多くのモータースポーツが生まれています。 そして近年、ハードウェア系のスタートアップがひしめく中、未来のスポーツになりうる乗り物やロボットが数多く出てきています。

今回はこれ使ったら面白い競技が作れそう!というプロジェクトをまとめてみました。


1、HOVERTRAX

twowheeldriftingelectricselfbalanceskateboardscooterhovertrax_b2caaf2d-3297-460a-9ca6-c87cab9509ffいわゆるハンズフリーのセグウェイです。重心移動によって前進後退転回が可能です。 こちらはすでに販売中で、現在は$1,495で販売されています。

実は先日行われた超人スポーツハッカソンにて、HOVERTRAXを使った競技が開発されました。HOVERTRAXに乗った二人がオフェンス/ディフェンスに分かれて、おたまを使いボールをゴールに入れ合うといったルールです。 HOVERTRAXは乗るのに少しコツがいりますが、練習すると非常に華麗な動きができるので、既存のスポーツをこれに乗ってやるだけでも楽しそうです。


2、Ninebot One

480x300_transportこれもセグウェイタイプの乗り物ですが、タイヤが一輪なのが特徴です。 デザイン的にも乗ってる姿にも未来感があるので、ストリート系のスポーツとして可能性がありそうです。 Ninebot Oneもすでに販売されていて、¥200,000で販売されています。

Ninebot One – YouTube


3、Hendo

s70一言でいうと「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のホバーボードですね。
最近はレクサスが「Slide」というホバーボードを開発したと話題ですが、「Slide」はリニアモーターカーと同じ超電導体を使用したもので、永久磁石のレール上でなければ動かないので、今回は「Hendo」を取り上げます(「Hendo」も導電性のある床でないと使えないですが…)。
詳しくはわかりませんが、電磁誘導に関するレンツの法則とやらを利用して、2.5センチほどの浮力を得ているようです。 すごく未来の乗り物のようですが、2015年の10月に販売開始するようです。

Hendo Hoverboard: The World’s First Hoverboard – YouTube

もっと小型化が必要ですが、車輪がないので今までのスケートボードではできないようなトリックができそうです。 2020年の公園では、子どもたちはスケートボードではなくホバーボードに乗ってるかもしれませんね。


4、Aero-X

Aero-X_2pS_1920x1373x150dpiさて、段々と未来度が増してきました。空飛ぶバイクです。 アニメやSF映画でもよく描かれますね。 完成予想CGを見る限り、2つのファンで浮力を得て、バイクのようにまたがって操縦する二人乗りの機体のようです。

The Aero-X
http://aerofex.com/theaerox/

デザイン的には非常に洗練されてて未来的ですね。 テスト飛行は成功していて2017年に市販されるとのことですが、動画見る限りはまだまだ実用には耐えられなさそうです…。

Tandem-Duct Aerial Demonstrator – YouTube

かなり操縦テクニックが必要そうなので、安全性を高めて衝突ありきのレースとか面白そうです。 いずれ「スター・ウォーズ」のポッドレースが実現できる日が来るのでしょうか…。


5、スケルトニクス

skeletonics_cocomag_03-660x369スケルトニクス株式会社が開発した動作拡大型スーツです。今ではテレビCMにも登場しているので知ってる方も多いと思います。同じようなものに佐川電子株式会社が開発した「パワードジャケットMK3」というのもありますが、こちらもブッ飛んだ製品紹介動画で話題になりました。

これらは見た目にインパクトがあるので、なにをやっても見栄えがします。見栄えがいいというのは、スポーツ競技にとって不可欠な要素です。これなら、陸上競技でも相撲でもサッカーでも面白くなりそうですね。


6、クラタス

71oo6rKqdBL._SL1000_さて、最後は水道橋重工の巨大ロボ「クラタス」です。先日アメリカの巨大ロボ「メカボット」からの挑戦状に対しての返答をYouTubeに公開した事で話題になっています。

RESPONSE TO ROBOT DUEL CHALLENGE. – YouTube

こちらの動画にもあるように、「クラタス」VS「メカボット」の決闘は格闘技で行われるようです。
この決闘が実際に開催され、その後様々なメーカーが参戦していくという流れができると、企業の誇りをかけた技術力の競争という現在のF1の体をなしていくと思うので非常に楽しみです。

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