数々の名作を残し、世界中の人々に夢を与えてくれるスティーブン・スピルバーグ監督。
今回、公開された映画「レディー・プレイヤー1」も、多くの人の胸に刺さったことでしょう。27年後の2045年が舞台となっていますが、本当に実現するかもしれません。夢の話では、ないのです。
劇中に登場した3つのアイテム。HMD(ヘッドマウントディスプレイ)、グローブ、スーツ。みなさんは、知っていますか?すでに、今、これらのアイテムが存在していることを。
1.夢の世界を見せてくれる
VRと言えば、これ。HMD(ヘッドマウントディスプレイ)。頭に装着することで、目の前が巨大なスクリーンになります。その世界に入り込んだような、その場所に本当にいるような感覚を体験できます。
劇中のHMDは今あるHMDより、小型で軽い印象を受けました。しかし、今のHMDでも映画のような映像を見せることは可能でしょう。視覚的には、すでに同じような体験ができるのです。すごい!
劇中のHMD
現在のHMD(oculus rift)
Breaking: @CNN Launches @CNNVR on @OculusRift // https://t.co/0zZnqzEmaQ pic.twitter.com/Fnz9NJegTD
— Oculus (@oculus) March 15, 2018
2.仮想のものに触れることができる
VRグローブをすることで、仮想空間の中で手や指を動かすことができます。また、仮想のものに触れることで、形・材質・温度・重さ・硬さなどが分かるようになります。
つまり、現実で何かに触ったり、持ったりすることが、そのまま仮想世界でも体験することができるということです。
劇中では、現実でできることに加えて、波動拳のような技を使うことも可能でした。
現在のグローブでは、手や指を動かしたり、仮想のものを持ったりすることができます。映画のような世界は近いかもしれません。
劇中のグローブ

現在のグローブ(Hi5 VR Glove)
We miss you guys! Join our live-streaming on YouTube channel @NoitomMocap at 4 pm EST Friday. Tomorrow we’ll talk about Hi5 VR Glove accessories. And we’d be happy to answer all your questions on #hi5vrglove 🤗 See you tomorrow! pic.twitter.com/9cvjd1FcC9
— noitomocap (@noitomocap) May 10, 2018
3.衝撃や風を感じることができる
スーツを着れば、仮想世界での体験とリアルでの体験に区別がつかなくなるかもしれません。人に触られる感覚、殴られる衝撃までも再現することができます。
劇中では、仮想世界内で股間を蹴られて、現実で痛がっているシーンがありました。ちょっと怖いですね(笑)
今のスーツでは、電気刺激を用いた技術により、弾丸の衝撃や冷たい風などの体験ができるそうです。今でも、映画に近い体験ができそうですね。
劇中のスーツ

現在のスーツ(Teslasuit)
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— Teslasuit (@real_teslasuit) April 10, 2018
その他
仮想世界を自由に動ける
劇中では、走ったり、ジャンプしたりと急な動作にも対応できるランニングマシーンがありました。
今でも、歩くといったゆっくりとした動作なら、その場で仮想世界を自由に動き回ることができます。2045年には、全方向に移動できるランニングマシーンなんて実現していそうですね!
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